


元来護摩は事火外道という古代インドのバラモン教徒が行っていた宗教的行法です。外道は天上に住まわす火天(火の神?)を信仰していました。
いつも天上にばかり住まわす火天に、地上に捧げられる供物まで火天の口に捧げんとして、外道は供物を焼いて煙にして捧げていました。 真言密教は、この行法を独自の行法でさらに極め、人間の煩悩や妄想を焼き滅する秘法に成し遂げたのです。 私達を常に脅かす不幸や災難は外からだけで起っているように思われがちですが、実際は自分の内なる心の不浄(汚邪=おじゃ)が原因になっている場合が多いのです。 当寺の護摩行は、人間の三毒といわれる『貪=独占欲』、『瞋=怒・怨・憎』、『痴=無知』の煩悩を消滅して幸せに生きる為の真の智慧理性を養い、獲得するために、自ら檀上の櫨の前に座し、祈願文を書した添え護摩木を祈りながら燃え盛る智火の中に投入し、自力でその成就を計る『自他力』の行法です。参加された多くの方々に感謝されています
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