


新年明けましておめでとうございます。
まず、昨年は私の研修修行の為に多数の皆様方に多大なご迷惑をお掛けしております事を心よりお詫び申し上げますと共に、頂きました皆様方の温かいご厚情に心より感謝し、厚くお礼申し上げます。本年も寺行に精進して参りますので、お気軽に御来寺下さいます様お願い申し上げます。
さて、本年は六十年に一度の『壬辰(みずのえ・たつ)年』で、廻座は、六白金星中宮の年です。
『壬』は糸巻き器に巻きついた糸がふくらんだ状態─去年まで巻き続けた糸(苦労)が十分に孕(はら)み、次の作業のはた織りに達した状態─を表し、「今までの苦労が実り、事を達成する時期」と解釈できます。
『辰』は、昔の人々が農具として用いた太古の二枚貝の象徴として、草を刈り大地を耕す姿を表しています。『ようやく春が訪れ、ふくよかに耕された大地に種を蒔く陽気な季節』と解釈できます。
『六白金星』中宮の年は、事の創始や感性の為には若干の辛苦や争い事は否めないが、諸事強力に且つ堅固に「大成」できる星廻りです。
以上の事項を鑑み、本年の世相を占断致しますと、『天高く輝く太陽が遍く照らし、自然界の恩恵が実り、何人にも恩恵が与えられる昇運の運勢の年』です。
大観しますと、本年は『建(たつ)』年、『断(たつ)』年に当たり、創始が『建つ』為には、不必要な柵(しがらみ)や今までの負の関係を『断つ』という決断も肝要です。
また本年は風害、汚染による災難が垣間観られますので、十分注意が必要と占断します。
しかし、あくまでも運勢は、自己の反省の鏡として利用する処に意義があり、各人が天理人道に沿って自己の運命を堅実に開拓していく努力が幸運を招く事を忘れてはいけません。
運勢は、自然の巡り合せでの天運で、天(神仏)から授かった不変の運命ですが、運命は自分の幸福や不幸、喜びや悲しみ等をもたらす人命であり、善悪吉凶を左右する人の定めでもあります。つまり、運命は自分の努力次第で変えることができるのです。
今年は、よりよい成長を促す大盛運の年ですので、各々がその年廻りに甘んじることなく、運気の波に乗れるよう心掛けたいものです。そのためには、日常に感謝の念を持つことを忘れず、自分の人気や能力に自惚れず、耳に痛い忠告も自分の為を思っての事と有難く受け止め、自分自身を反芻する(振り返る)勇気を持ち、自分の糧にしていくという強い精神を持つことが、結果的に幸運を招きます。
幸運な生活はすべての人の願いです。
今年一年、皆様方が心身ともに健全で幸運な日々を過ごされます様に深く祈念いたして参りますので、よろしくお付き合いの程お願い申し上げます。
合掌
平成二十四年 正月
醍庵極楽寺 住職 栗山 晃信
〒811-2127
福岡県糟屋郡宇美町障子岳2丁目23-18
電話:092-932-2242
FAX:092-932-2811
mail:info@d-gokurakuji.com
大阪府堺市堺区七道西町10番地
七道カルチャーセンター内
電話/FAX:072-229-9664